機械の学校2023 開催日: 7/17(月)

第12回 一日体験理工学教室 機械の学校(ハイブリッド)~電子・機械・材料・知能制御編~

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多くのご参加をいただきありがとうございました!


高校生向け科学体験イベント『一日体験理工学教室 機械の学校』は,大学の施設・実験装置を使って機械工学(材料工学,制御工学,電子工学,情報工学も)の面白さを体験できる 無料科学体験イベント です.  

対面のテーマは群馬大学理工学部桐生キャンパスで実施します!一人でも,友人と一緒でも,お気軽にご参加ください.

オンラインのテーマは全国どこからでも参加できます!ご自宅からご家族と一緒に,高校の先生や友人のみなさんと一緒に,ご参加ください.また,桐生キャンパス内のスペースでオンラインのテーマを受講することもできます.

今年は18テーマをご用意しました. 大学教員がみなさんひとりひとりに直接語りかける「本物の研究体験」を用意しています. やりたいことがある人もない人も,とりあえず, 一緒にカガクってみませんか!?

集まれ

このイベントは,特に次のような高校生に向いてます!

  • 科学が大好き!

  • 研究に興味がある!

  • 進路を理系・文系で悩んでいる!

  • 群馬大学理工学部に興味がある!

  • 大学生から話が聞きたい!

表彰歴

一日体験理工学教室 機械の学校は,以下の賞を受賞しています.

  • 2022年:関東工学教育協会賞 業績賞,関東工学教育協会

  • 2023年:日本機械学会教育賞,日本機械学会

コース

テーマは,一日コースと半日コース(午前の部,午後の部)の3種類です.

  • 一日コース

    • 9時20分から16時30分まで

  • 半日コース

    • 午前の部: 9時20分から12時30分まで

    • 午後の部: 13時20分から16時30分まで

実施場所

  • 対面: 群馬大学理工学部桐生キャンパスで実施( アクセス情報

  • オンライン:Web会議ツールZoomで実施

  • ハイブリッド:対面とオンラインの両方で実施
    ※オンラインのテーマは,桐生キャンパス内で提供されるスペースで受講することもできます.ただし,ノ-トパソコンとヘッドセットをご用意ください.

注意

  • オンラインは,「Zoom」ネット会議システムを利用します.

  • 当日までにZoomをインストールする必要があります. ( Zoomクライアントソフトのインストール手順と基本的な操作

  • Zoomは,スマホ,タブレット,パソコンのいずれでも利用可能です.但し,テーマによっては使用する機器を制限していますので注意してください.

  • 参加者のみなさんは,カメラをオンにしてご自身の顔を表示する必要はありません.

  • ただし,実験手順の確認等のためマイクはオンにしていただく必要があります.

  • インターネット回線の接続状況を確認するため,参加者のみなさまが「機械の学校」に事前に接続するテスト日を設けます.

開催スケジュール

2023年7月17日(月曜日・祝日)

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集合場所【対面参加】

群馬大学 桐生キャンパスの 同窓記念会館 で受付を行います.
※オンラインのテーマを桐生キャンパス内で受講する場合も同窓記念会館で受付を行います.ノートパソコンとヘッドセットを持参してお越しください.

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接続テスト【オンライン参加】

オンラインで参加する方は,接続テスト日時を1つを選んで,この時間内で接続してください. 参加登録確定後にZoomミーティング情報をお送りします.

Zoomクライアントソフトのインストール手順と基本的な操作

  1. 2023/07/8 (土) 09:00-12:00

  2. 2023/07/9 (日) 09:00-12:00

  3. 2023/07/15 (土) 09:00-12:00, 13:00-15:00

  4. 2023/07/16 (日) 09:00-12:00, 13:00-15:00

テーマ紹介

テーマ名をクリックすると詳細な情報(注意事項やオンラインで使用可能な機器)を見ることができます.【New】は本年度からの新テーマです.
参加申し込みする前に,注意事項をお読みください.オンラインからの参加では,使用できる機器を確認してください.

テーマイメージ

テーマ名

テーマの内容と注意事項

【開催形式】
コース/募集人数/応募者数
(7/5現在)

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デジタル時計をつくってみよう

ハイブリッドに変更!デジタル回路の基本を,デジタル時計の設計を通して学びます.ブラウザで回路を設計できるシステムを使いますので,部品を集めたりする必要もありません.
対面で参加する場合は,ノートパソコン(Chromebook可)を持参してください.また,外付けマウスがあった方が作業しやすくなります.※追記:パソコンが無い方も対面参加が可能になりました(パソコンを借りたい方は,機械の学校事務局までご連絡ください/残り4名).

【ハイブリッド】
一日コース/16名/16名(満員)

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未来の自動運転車の交通システムをシミュレーションしてみよう!

・自動車の渋滞が発生すると目的地まで時間がかかったり燃料の消費が増えたりします.なぜ自動車の渋滞が発生するのでしょうか?どうしたら渋滞がなくなるでしょうか?パソコンを使ってシミュレーションしてみよう!
パソコンにExcelをインストールしてください.ノートパソコンがない場合は,こちらで準備します.

【対面】
午前の部/4名/4名(満員)
午後の部/4名/4名(満員)

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機械の振動(ゆれ)をてなづけよう!

・振動(ゆれ)は機械の大敵.機械を壊したり,いやな音を出したりします.この振動,ちょっとした2,3のポイントをおさえると,「てなづける」ことができます!振動をてなづける「ポイント」を,「モデル実験」と「簡単な物理と数学」のみで教えます!さらに,そのポイントを押さえて機械のモノづくりに活かした例を紹介し,研究レベルの振動実験も体験していただきます!
サンダル履き不可.筆記用具をご持参ください.

【対面】
午前の部/8名/8名(満員)
午後の部/8名/8名(満員)

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アンテナで電波を操ってみよう

・皆さんの周りにはスマホや無線LANなどの電波が飛び交っています.電波は目に見えませんが,うまく操ると情報を遠くに伝えたり,物体を検出することもできます.ここでは,皆さんが作ったアンテナで電波を操ることで,人間の目では見えない壁の向こうや地面の中を見るレーダ技術を体験してもらいます.
銅板を金ばさみで切断したり,はんだ付けを行いますので,手を切ったり,やけどに注意が必要です.

【対面】
午前の部/6名/6名(満員)
午後の部/6名/6名(満員)

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金属材料の強度コントロール

午後も開講決定!自動車や電車などに使われている鉄鋼材料は,加熱や急冷操作などの熱処理をすることで金属の組織が変化し,硬さや粘り強さを自由に変えられる魅力あふれる材料です.本教室では,硬さ試験と曲げ強度試験による機械的特性調査と,電子顕微鏡による破壊した面の高倍率観察を行います.
汚れても良い服装,サンダル不可

【対面】
午前の部/4名/4名(満員)
午後の部/4名/4名(満員)

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金属を溶かしてものづくり体験

【New】溶かした金属を型に流してものを作る『鋳造』の体験をしてもらいます.型作りから仕上まで一連の作業を体験し,ものづくりの楽しさを感じてもらうプログラムです.作品(オリジナルキーホルダー)は持ち帰れます.((株)木村鋳造所 出展)
多少汚れる可能性がありますので服装はご注意ください.

【対面】
午後の部/5名/5名(満員)

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分析装置をつかってみよう!

【New】分析装置,それは大学や企業で先端的な研究を進めるために必要なツールといっても過言ではありません.機器分析センターには多くの分析装置があります.今回は「X線蛍光分析装置」を実際に使ってもらう予定です.
測定対象はこちらでも用意しますが,もし身近にある金属のようなもので,どんな成分でできているか調べたいというものがあれば持ってきてください.

【対面】
午前の部/6名/6名(満員)
午後の部/6名/6名(満員)

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マスクの驚きの性能知ってます?

【New】花粉症対策や風邪予防などで使うマスクですが,どれくらいの大きさまでの粒子をマスクでとれるか知っていますか?マスクでなぜ粒子がとれるのかを説明し,どのくらいまでの粒子をマスクでとれるか実際に実験で明らかにします.
汚れても良い服を着用,サンダルは不可

【対面】
午前の部/3名/3名(満員)
午後の部/3名/3名(満員)

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3DCADでモデリングをやってみよう

参加枠増加!【New】コンピュータと3DCADソフトを使って簡単な立体物を描いてみましょう.大学生の先輩達が親切に教えますので初めてでも大丈夫です.

【対面】
午後の部/20名/20名(満員)

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エクセルで簡単シミュレーション

【New】大学卒業研究レベルのプログラミングでは,プログラム言語の知識がそれなりに必要です.今回はエクセルを利用して,力学の複雑な運動(大学2年レベル)を計算するアルゴリズムとプログラミングを簡便に体験します.
1)Microsoft Excel 2016以降がインストールされているノートパソコンを持参してください(Googleスプレッドシートでは対応できません).2)ノートパソコンがなくても先着1名までは貸し出しができます.

【対面】
午前の部/3名/3名(満員)
午後の部/3名/3名(満員)

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鋳造体験・金属を溶かして物作り

・参加者には,金属を溶かして成形する鋳造を体験してもらいます.金属を溶かして形を作り,最後に仕上げ作業を行い,最終的に光沢のある金属製小物を作製してもらいます.
当日は汚れても良い服装できてください.長ズボン着用,サンダル厳禁です.

【対面】
午前の部/4名/4名(満員)

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超電導浮上を体験してみよう。

参加枠増加!超電導はリニアだけではありません.超電導だけでも磁石を浮かせる効果があります.これを使ったホバーボード(浮かぶスケボー)がCMにも使われていました.この浮かせる特性について実験しながら調べてみましょう.
実験時は冷えますので,寒がりの方は暖かい服装を持参してください.また,やけどする可能性がありますので十分に注意してください.

【対面】
午前の部/8名/8名(満員)

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かる~い金属を作ってみよう!

・軽量化と安全性向上の両立が可能な自動車用部材として多孔質(ポーラス)金属が期待されています.そのような「次世代の」金属を自分達で作ってみませんか?
汚れても構わない動きやすい服装でお越しください.半ズボン・サンダル等は素肌が出る服装では実験室に入室できません.

【対面】
午前の部/6名/6名(満員)

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見えない流れを光で見よう!

・例えば車の空気抵抗を減らすことなどに役立てるために,車の周りの流れの状態を見えるようにすること(可視化)が重要です.このテーマでは,シュリーレン法,レーザーシート光法と呼ばれる二つの可視化方法について紹介し,実験を通して理解できるようにします.
実験室での実験になります.特に汚れるなどの実験はありませんが,汚れても良い服で参加して頂き,サンダルなどはお控えください.

【対面】
午後の部/10名/10名(満員)

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画像処理による人の動きの検出

・安全・安心な暮らしを支える防犯カメラは,「人の顔」ではなく「人の歩き方」を見て人物を特定していることをご存知ですか?人工知能開発で世界的に利用されているプログラム言語Pythonを利用した画像処理プログラミングを通して,人の動きを検出するしくみについて学びます.
Google Colaboratoryを利用して,Pythonのプログラミング演習を行うため,下記の準備をお願いします.1)各自のPCにGoogle Chromeをインストールしてください. 2)Googleのアカウントを取得してください.

【オンライン】
午前の部/4名/4名(満員)
午後の部/4名/4名(満員)

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次世代自動車のCO2シミュレーションをやってみよう!

参加枠増加!脱炭素という言葉を聞いたことがありますか?脱炭素社会とは、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出量「実質ゼロ」を目指す社会のことです。脱炭素社会に向けて日本では2035年からガソリンを使用している自動車の販売が禁止となります。その代わりに電気や水素を使用して動く自動車に変更されると言われています。未来の自動車の簡単なシミュレーションを行い,次世代自動車のCO2削減の可能性を評価してみよう!
Microsoft Excelがインストールされているパソコンが必要です.

【ハイブリッド】
午前の部/4名/4名(満員)

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コンピューター解体新書

・いつもは作る側ですが,たまには徹底的に壊してみよう!コンピューターを限界まで解剖し,マイクロスコープや電子顕微鏡で超拡大観察します.また,コンピューター部品の製作に必要な金属薄膜加工(真空蒸着)を体験します.製作が成功すれば,加工品はプレゼント予定です.
加工物のサイズ比較のため,お金を観察します.オンライン参加の方には,当日の実験に用いる観察キット(除菌・観察ツール,準備説明書など)を事前に送付致しますので,当日は千円紙幣と五百円硬貨(新・旧いずれでも可)を準備して下さい.対面参加の方は,実験室での装置操作を体験します.

【ハイブリッド】
午前の部/7名/7名(満員)

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ロボット工房!

・最新のLEGOとプログラミングソフトで,ロボットづくりに挑戦してみよう.分からないことがあっても,アシスタントが手助けしますのでご安心を!自分で組み立てたロボットに命を吹き込む瞬間を,あなたも味わってみませんか?

【ハイブリッド】
一日コース/40名/40名(満員)


参加申し込み

※機械の学校に参加申し込みした直後に,「機械の学校2023参加申し込み」という件名の自動返信メールをお送りしています.このメールが受信された時点で登録は完了となります.もし届いていない場合は,迷惑メールフォルダをご確認ください.
※第一希望が満員の場合,第二希望への変更をお願いするため,個別にご連絡いたします.

写真およびアンケートについて

対面で実施するテーマでは実験中の様子を撮影します.また,卒業式後に記念写真撮影を行います.オンライン参加の場合,記念写真にご自身の顔を表示したい方はカメラをオンにしてください.顔を表示したくない方は,カメラをオフにし,参加登録時のニックネームのみ表示して写真を撮影します.記念写真はテーマ参加者全員に配布する予定ですので,ご了承いただけると幸いです.

機械の学校で撮影された写真およびアンケートは,本イベントに関する報告書や来年度イベントの情報配信に使用します.利用目的以外には使用しません.

また,翌年に本イベントに関する追跡調査のためのアンケートを実施いたします.申し込み登録時にご提供いただいたメールアドレスに配信されますので,あらかじめご了承ください.

共催・後援・協賛

共催
後援
協賛

本事業は, 一般社団法人 日本機械学会「2023年度 機械工学振興事業資金」からの助成を受けています。

お問合せ先

  • 〒376-8515 群馬県桐生市天神町1-5-1 国立大学法人群馬大学理工学部

  • 助教 小林 竜也

  • Tel: 0277-30-1500(代表)

  • E-mail: taiken.gu.mech@gmail.com

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